2008年7月26日土曜日

灼熱地獄の中で

HP担当の奥村です。
またしても久々の更新です…(汗

またしても猛暑にさらされてしまうのか…?
ここ最近、わが多治見市では最高気温36~37度は当たり前の状態が続きます。
そして本日、ついに今夏日本最高記録である39度をマーク。
去年の観測史上最高記録40.9度の悪夢が、よみがえりつつあります…

当然、鶏にとってもこれほどの猛暑は禁物です。
そこで、去年の教訓を生かし、採卵も素早くする方法を取り、そして散水等で鶏舎内温度をできるだけ低くするように…と、5~6月から様々な対策を取ってきました。
おかげ様で、今のところは去年のような被害が起きておりません。
卵も、何とか黄身白身の盛り上がりを失わずに済んでいます…

しかし、まだ油断はできません。
去年の40.9度の猛暑が来たのは、8月15~17日で、これからまた暑くなる可能性も十分にあります。
もちろん、それを見越した上で、さらなる対策を練っているところです。
さあ、このピークを乗り越え、良い卵を作る様に精一杯がんばらないと!!

2008年6月2日月曜日

消防と地域への貢献

更新も久しぶりです。HP担当の奥村です。

相変わらず、世間は餌の高騰&原油高でどこの養鶏場も悲鳴を上げる毎日です。
それでも、地域の様々な活動にも手を抜くわけにはいきません。やはり私たち養鶏業は地元の方々のご理解無しではやっていけないモノ。私も地元の消防団に所属し、日々仕事をしつつ地域の防災活動に参加させてもらっております。

先日、5月25日には多治見笠原消防協会競練会という、消防活動の技術を競う大会がありまして、私は根本分団6選手の1人として競技に参加しました。結果は入賞に惜しくも届かず…と、残念な結果に終わってしまいましたが、逆に他分団の技術の素晴らしさとわが街の防災意識の高さに、改めて感銘を受けた次第です。


…実は、5月20日に新しくヒナを入れたばかりで、ヒナ飼育担当の私は、24時間体制でのヒナの管理と大会訓練の大詰めが重なり、正直先々週まですごく大変でした。 そのせいで競技中に足を引っ張ってしまいましたが、他の選手のみんなも仕事の合間をギリギリぬって訓練に参加された人ばかりですので、言い訳にはなりませんね・・・(汗

ヒナはおかげ様でぐんぐん大きくなり、ようやく落ち着く時期に入りました。
一方の私自身は、養鶏業の若手として、そして消防団の若手として、まだまだ未熟なようですが…

どちらも1日でも早く一人前になれるよう、日々精進しようと思います、はい。

2008年4月8日火曜日

春つくし


先週まで私の甥っ子たちが春休みで遊びに来てました。
都会っ子の彼らにとって、緑に囲まれたウチの農場は楽しくて仕方がなかった様子。
アチコチ散策してたら、鶏舎の裏に『つくし』がたくさん生えてるのを発見!
私のムスメも混ざって、皆つくし取りに夢中になってました。


ところで、つくしには免疫力を高めるβ-カロテンや、高血圧を防ぐカリウムが豊富に含まれてます。
カルシウムや鉄分などのミネラル類も含み、バランスのとれた野菜です。
胞子を散らす前の若いものを選んで採取し、歯ざわりをよくする様に軽めに茹でます。
和え物のほか、佃煮、油いため、卵とじなどにも合いますよ。


もちろん、子供達が採ってきてくれたつくしは、卵とじにして美味しくいただきました。w

場所によっては、もうツバメがやってきて、つくしの季節が終わってしまってる所もあるでしょうが、チャンスがあったら、つくしの卵とじ、是非試してみてください。

つくしのほろ苦さが、春の息吹を感じさせてくれますよ。

2008年3月6日木曜日

コケコッコ症候群

ネットで色々鶏に関する情報を検索してる時、「コケコッコ症候群」なるキーワードを見つけました。
「新たな鶏の病気…?」と思いきや、どうも違うようです…
去年の11月16日、大分県の三重東小学校で行われた「健康教育研究発表会」で出てきた言葉。
今の子ども達(大人も?)の食習慣の特徴を表現したモノのようです。


・一人ぼっちで食べる「孤」


・食事を抜いてしまう「欠」


・家族が別々のものを食べる「個」


・決まったものばかり食べる「固」
(「個」食は「粉」食、すなわち、パンや麺などやわらかいものばかり食べる、をさすこともあります。)


これらの頭文字をつなげ、「コケコッコ」…

「…鶏と関係ないじゃないか…!」と、思わずツッコんでしまいました。(汗

子供たちの食文化の問題は、子供を二人持つ私にとっても他人事ではありません。
食の仕事に携わる立場から何かの形でこの問題を訴える事ができれば…と思い、ここに書き記してみました。
まあ正直、「コケコッコ」をこの様な語呂合わせに使われるのは、鶏を飼う者として少々複雑な気分ではありますが…(汗
まずは私から、今晩ゴハンを食べながら、家族でこの話をしてみよう…
そんな風に思います。

2008年2月4日月曜日

卵の値段は何故あがらない?

様々な食材が原油高の影響を受けて、値段を上げてきています。今月の1日から価格を上げた食品に、ビール、味噌やチーズなど。3月にもまた牛乳などの値段も上がると言われており、一般消費者の食費を圧迫してきてます。

では、タマゴの値段はどうなのか…?

タマゴは季節によって相場が動くので値段が普段から上下しますので、皆さんにはあまり実感しにくいでしょうが、

実は、例年とさほど変わっておりません。



「じゃあ、原油高の影響は受けてないんだ。」と思われるでしょうが、実は全く逆。
原油高によって大きくなったバイオエタノール市場が、鶏のエサの主原料であるトウモロコシをゴッソリ持っていってしまっている…という理由で、鶏の飼料が格段にはねあがっています。


ならば、何故タマゴの値段は上がらないのか…?



それは、2年前の茨城で起きた『鳥インフルエンザ』で大量に鶏が処分された影響であります。
当時はいきなり日本中のタマゴの量が足りなくなり、タマゴの市場価格が急騰した事で、その穴埋めをしようと全国各地で鶏を大量増羽の動きが。
そして、茨城県の鶏インフルエンザの移動制限も解除され、そこでもまた一気に鶏を新規に飼い始めたため、今度は全国的に鶏の数が増え過ぎてしまいました。
そしてタマゴ過剰で相場が上がらない所に原油高!というダブルパンチで、養鶏業界はこの記事のイラストの如く、今おお荒れ。
その打開策に私も、日々知恵を絞って対策に翻弄して……



……以上が、私のブログ更新停滞の言い訳でした。(汗

ただ、どんなに苦しくても、必ず新鮮で安全なタマゴを皆様にお届けするのが私たちの仕事。
決して、最近よく聞く「偽造問題」のような不祥事は絶対にしない!と、ここで断言いたします。
どうか、このブログを読んでる皆様、日本のタマゴをより多く皆様の食事にお役だて下さいます様、何卒宜しくお願い申し上げます。